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天馬、翔ける 上下巻/安部龍太郎

物語の源義経では無く、リアルな精神的に未熟な戦術の天才として描かれている。また、兄の源頼朝に関しても、冷徹な政治家として描きつつ、恐妻家の面も描いている。両者に肩入れせずにとても公平に描いている。 武家中心の政治か、朝廷中心の政治かを背景に...
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消失2巻 金融腐敗列島【完結編】/高杉良

このシリーズも長いなぁ~。主人公の竹中にかなり感情移入してしまっているので、読んでいてとても楽しい。自分的には、課長島耕作の銀行版と思っている。実際の社会にはいないキャラクターだよな。 2002年当時の銀行を舞台に描いている。作者の高杉さん...
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風の陣(立志篇・大望篇)/高橋克彦

主人公は、蝦夷出身で出世した牡鹿嶋足。蝦夷出身の差別がありながら、中央で出世していく物語。 8世紀の日本が舞台なのだが、この時代の知識はほとんど無いので、読んでいて楽しい。作者オリジナルの登場人物が多いので、歴史好きの人は嫌がるかも。俺は面...
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煤煙/北方謙三

40歳の弁護士が主人公。法律を武器に、不毛な戦いを続ける主人公が魅力的。主人公の設定が絶妙で、リアリティを感じる。一気に読みきった。 ラストがなぁ~。なんで?という感じ。無理にハッピーエンドにしなくても良いけど、この結末は残念。それ以外は面...
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生きて候/安部龍太郎

徳川家康の側近、本多正信の息子政重が主人公。政重を自由闊達に描いており、読んでいて隆慶一郎さんの一夢庵風流記を思い出してしまった。 ただ、一夢庵風流記の前田慶次ほどの破天荒さは無いのが残念。史実とは違っても、豊臣家を救うために徳川家康と戦っ...
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薩摩燃ゆ/安部龍太郎

薩摩藩の藩政改革を行った調所笑左衛門が主人公。時代劇などでは悪人に描かれることが多い人物。 この小説では行政改革、農政改革を始め、商人を脅迫して借金を無利子で250年の分割払いにしたなどの財政改革を描いている。まあ、小説なので史実とは違うん...
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楊令伝3/北方謙三

主人公の楊令が梁山泊軍の棟梁となった。前シリーズの水滸伝から読んでいるので、一区切りついた感じだ。やっと、ここまで来たかと思う。 金の台頭や、南の反乱により宋も疲弊してきた。これから、どうやって宋と戦っていくのか、読んでいて、楽しい。
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杖下に死す/北方謙三

「大塩平八郎の乱」を題材にしているが、大塩平八郎の周辺にいる普通の人々を中心に描かれている。 主人公と大塩平八郎の養子との友情が良い。ただ、本筋に関係ない人物が多く登場する。幕府や薩摩の陰謀話はいらない。この作品に関しては、友情物語で良かっ...
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水妖日にご用心/田中芳樹

薬師寺涼子の怪奇事件簿のシリーズ最新刊。 いつも通り、キャラクターは面白い。ただ、社会風刺的な表現がクドすぎる。もっと、キャラクター同士を絡ませたほうが面白いのに。 ストーリーはちょっと、酷かった。読み終わって、これで終わりと思ってしまった...
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聖母の部隊/酒見賢一

短編2本と中編1本。表題の「聖母の部隊」は面白かったが、その他の短編はイマイチ。