婆娑羅太平記 1 真言立川流/黒須紀一郎

タイトルが太平記だから、楠正成が主人公かと思ったら、後醍醐天皇の側近であった僧の文観が主人公。

しかも、邪教とされていた真言宗立川流の僧として描かれている。これは作者の大胆な創作かと思ったら、文献に記述が残っているらしい。

驚きだ。俺のイメージでは真言宗立川流は、弾圧された宗教なので、影でコッソリ信仰されていたと思っていた。天皇の側近の僧が信仰していたとは!

ただ、仏教とは違い日本に古くからある精霊信仰を考えれば、真言宗立川流の教義は異質では無いかも。元々、女性を崇めていたし、一夫一婦制も外国からの思想だし。

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