2007-06

小説

婆娑羅太平記 4~6 関東調伏/黒須紀一郎

いよいよ、後醍醐天皇が隠岐島から脱出し、伯耆国船上山で挙兵する。この後の展開は、凄まじい。4~6巻はひたすら、戦争と裏切りに終始している。俺のイメージとしては、足利尊氏が天下を取って戦争が終わったと思っていたが、兄弟同士・足利一門同士で権力...
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異端王道/江上剛

新生銀行をモデルにした小説。今まで、新生銀行を悪者として描いた経済小説しか読んだことが無かったが、この小説は違う。マイナス面も描いているが、それ以上にプラス面を描いている。特に、ITのシステムに関して、他の銀行がメインフレーム(大型コンピュ...
小説

大軍師 黒田官兵衛/桜田晋也

豊臣秀吉に仕えた軍師位の知識しか無かったが、この小説を読んで見方が変わった。軍師としてだけでなく、武将としても実績を上げている。軍師としては、特に秀吉死後の動きは、凄い。結果的に、息子の黒田長政が五十二万石を徳川幕府から得ている。ただ、主人...
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婆娑羅太平記 3 関東調伏/黒須紀一郎

文観の捕縛が切欠になり、後醍醐天皇の討幕計画が開始。歴史上の「元弘の乱」を中心に描いている。文観ら山の民の第三者的な、視点から描いているのが面白い。
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婆娑羅太平記 2 異形の帝/黒須紀一郎

この小説は面白い。一気に2巻まで読んでしまった。登場人物の設定が見事。今回の後醍醐天皇と文観の出会いによって、非農業民(楠正成などの悪党・山の職人集団)勢力が結集されて行くキッカケになる。この後、源氏(足利一族)も絡んで面白くなりそう。この...
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婆娑羅太平記 1 真言立川流/黒須紀一郎

タイトルが太平記だから、楠正成が主人公かと思ったら、後醍醐天皇の側近であった僧の文観が主人公。しかも、邪教とされていた真言宗立川流の僧として描かれている。これは作者の大胆な創作かと思ったら、文献に記述が残っているらしい。驚きだ。俺のイメージ...
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非情銀行/江上剛

江上剛さんの作品は3作目だが、これが一番面白い。銀行合併に伴う強引なリストラと、その背景にある上層部のスキャンダル。それに立ち向かう、若手社員というのが良い。ただ、協力者の数が少なすぎる。それに若手社員の動機付けも弱い。
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起死回生/江上剛

中小企業の再生を描いた作品。内容的にはすごく面白い。ただ、登場人物の行動に疑問が多い。主人公が立派過ぎる。もっと、弱い面を出しても良かった。それでも、経済小説としては面白いし、テーマも良かった。
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外伝 役小角(えんのおづぬ)/黒須紀一郎

タイトルとは違い、主人公は持統天皇。大化の改新によって、滅ぼされた蘇我氏の女系からみた復権を描いている。設定は役小角を用いているが、あんまり本編と関係は無い。最後まで読んだけど、盛り上がる箇所が無い。暇つぶしには十分だけど・・・。
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続 役小角(えんのおづぬ)/黒須紀一郎

「役小角」の続編。今回は壬申の乱を中心に描いている。この辺は、中々正確なことが分からない歴史上の事件なので、作者もオリジナル設定を盛り込んでいて、小説的に面白い。面白くて、一気に読めたし満足しているのだが、ちょっと簡単にクーデターが成功して...