タイトルが太平記だから、楠正成が主人公かと思ったら、後醍醐天皇の側近であった僧の文観が主人公。
しかも、邪教とされていた真言宗立川流の僧として描かれている。これは作者の大胆な創作かと思ったら、文献に記述が残っているらしい。
驚きだ。俺のイメージでは真言宗立川流は、弾圧された宗教なので、影でコッソリ信仰されていたと思っていた。天皇の側近の僧が信仰していたとは!
ただ、仏教とは違い日本に古くからある精霊信仰を考えれば、真言宗立川流の教義は異質では無いかも。元々、女性を崇めていたし、一夫一婦制も外国からの思想だし。
